事前セットアップガイド

GitHub CopilotによるAI駆動開発研修 2026年11月17日(火)

当日使う3つのツールと役割分担

GitHub CopilotのアイコンGitHub Copilot

作る

VS Codeのチャットから頼みます。Issueや仕様書を読んで、コードとテストを書きます。

VS CodeのアイコンVS Code

確かめる

Copilotが変えた箇所を見比べ、ターミナルでテストとアプリの起動を行います。

OpenJDKのアイコンJDK 21

動かす

演習フォルダに入っているSpring Bootのアプリを、各自のPCで動かします。

使用モデル:当日は、Copilotのチャットの既定のモデルのまま進めます。選べるモデルは契約と貴社の組織の設定で変わるので、このガイドではモデルを選ぶ手順を設けていません。
研修の前日までに、STEP 5のテストの成功まで確かめてください。 当日の開始後にインストールを始めると、最初の演習に間に合いません。会社のPCでインストールに申請が要る場合は、早めに申請してください。

Step 1 JDK 21のインストール

STEP 1

ターミナルでjava -versionを実行すると21と表示される

演習のアプリはJavaで動き、起動とテストのコマンドもJavaで書かれています。コンパイルに使うjavacが要るので、JREではなくJDKを入れます。

JDKを選んでください ダウンロードのページにはJDKとJREの2種類があります。JREにはjavacが入っていないため、演習のコマンドが動きません。
Adoptiumのダウンロードページで、JDK 21 - LTSのタブと、macOSとWindowsのダウンロードのカードが表示された画面
上の枠のJDK 21 - LTSが選ばれていることを確かめ、下の枠からお使いのOSのカードを押します。
  1. 1ブラウザでAdoptiumのTemurin 21のページを開きます。
  2. 2Windowsの場合:Windowsのカード(.MSI)を押してダウンロードし、ダブルクリックしてインストールします。途中の選択肢は既定のままで進めます。
  3. 3macOSの場合:macOSのカード(.PKG)を押してダウンロードし、ダブルクリックしてインストールします。
  4. 4ターミナルを開き直して、次のコマンドを実行します。WindowsではPowerShell、macOSではターミナルを使います。
java -version
確認チェック
  • java -versionとjavac -versionの両方で、「21」で始まる版の番号が出る(例 openjdk version "21.0.13")

Step 2 VS CodeとJava拡張パックのインストール

STEP 2

VS CodeにExtension Pack for Javaが入っている

VS Codeは、Copilotのチャットとエディターとターミナルを1つの画面で使うために入れます。Java拡張パックを入れると、Javaのコードの誤りが編集中に分かるようになります。

VS Codeのダウンロードページで、WindowsとMacのダウンロードボタンが並んだ画面
お使いのOSのボタン(枠で囲んだ2つのどちらか)を押してダウンロードします。
  1. 1VS Codeのダウンロードページから、お使いのOSの版をダウンロードしてインストールします。すでに入っている場合は、メニューから最新版に更新します。
  2. 2VS Codeを開き、Ctrl+Shift+X(macOSはCommand+Shift+X)で拡張機能のビューを開きます。
  3. 3検索欄にExtension Pack for Javaと入力し、発行元がMicrosoftのもののInstallを押します。
Visual Studio MarketplaceのExtension Pack for Javaのページ。発行元はMicrosoftで、Installボタンがある
入れる拡張機能のページです。名前がExtension Pack for Javaで、発行元がMicrosoftであることを確かめてから、枠のInstallを押します。
確認チェック
  • 拡張機能のビューで、Extension Pack for Javaがインストール済みになっている

Step 3 GitHub Copilotのサインイン

STEP 3

VS Codeのチャットに送った質問に、Copilotが返事をする

Copilotは、有償版のライセンスが割り当てられたGitHubアカウントでサインインすると使えるようになります。研修で使うのはこのアカウントだけで、リポジトリは作りません。

会社から割り当てられたアカウントでサインインしてください 個人のGitHubアカウントで無料版のCopilotを使うと、チャットの回数の上限で演習の途中に止まることがあります。
  1. 1ブラウザでgithub.com/settings/copilotを開き、Copilot BusinessかCopilot Enterpriseが割り当てられていることを確かめます。
  2. 2VS Codeの左下にあるアカウントのアイコンを押し、GitHubでサインインする項目を選びます。
  3. 3ブラウザが開いたら、手順1で確かめたアカウントでサインインし、VS Codeへ戻る許可をします。
  4. 4Ctrl+Alt+I(macOSはControl+Command+I)でチャットのビューを開き、「Javaのrecordとは何か、1文で答えて」と送ります。
Tips:サインインのあとに組織の承認を求められた場合は、貴社のGitHubの管理者に、Copilotの席が割り当てられているかをお問い合わせください。
確認チェック
  • github.com/settings/copilotに、組織から割り当てられたプランが表示される
  • チャットに送った質問に、Copilotが日本語で返事をする

Step 4 演習フォルダの展開

STEP 4

デスクトップに展開した1117_handsonフォルダ

演習で使うアプリと、Copilotへの指示とプロンプトが入ったフォルダです。Spring Bootなどのjarも入っているので、Mavenの設定やライブラリのダウンロードは要りません。

  1. 1お使いのPCに合う方のボタンを押して、ZIPを保存します。約34MBあり、読み込みに少し時間がかかります。
  2. 2Windowsの場合:ZIPを右クリックしてすべて展開を選び、展開先にデスクトップを指定して展開を押します。
  3. 3macOSの場合:ZIPをデスクトップに移してから、ダブルクリックします。
  4. 4デスクトップの1117_handsonフォルダを開き、中に次の4つがあることを確かめます。
ボタンで保存できないとき

会社のブラウザの設定によっては、ボタンで保存できないことがあります。その場合は、分けた2つのファイルを保存してから、コマンドで1つにつなぐ手順に切り替えてください。

Windowsの方はpart1とpart2を同じフォルダに保存し、そのフォルダで開いたコマンドプロンプトで次を実行します。

copy /b 1117_handson.zip.part1+1117_handson.zip.part2 1117_handson.zip

Macの方はpart1とpart2を同じフォルダに保存し、そのフォルダのターミナルで次を実行します。

cat 1117_handson_Mac.zip.part1 1117_handson_Mac.zip.part2 > 1117_handson_Mac.zip

どちらも難しい場合は、研修の担当の方を通じて講師にお知らせください。ZIPを別の方法でお渡しします。

1117_handson
├── lib          Spring Boot と H2 と JUnit の jar(98本)
├── skillsheet   Session03〜05 で開くフォルダ
├── vibe         Session03 で開くフォルダ
└── README.md
Tips:展開したあとは、フォルダの中の構成を変えないでください。skillsheetとvibeは、1つ上の階層のlibを探して動きます。
確認チェック
  • 1117_handsonの中に、lib、skillsheet、vibe、README.mdがある

Step 5 テストとアプリの起動

STEP 5

6件のテストが成功し、ブラウザに技術者一覧が表示される

STEP 1から4までがそろっているかを、演習と同じコマンドで確かめます。ここまで通れば、当日の演習を始められます。

  1. 1VS CodeのメニューでFileからOpen Folder...を選び、1117_handsonの中のskillsheetフォルダを開きます。日本語表示の場合はファイルからフォルダーを開くです。
  2. 2フォルダの作成者を信頼するかを聞かれたら、信頼する方を選びます。
  3. 3メニューのTerminalからNew Terminalを選び、ターミナルを開きます。
  4. 4次のコマンドでテストを実行します。終わるまで数秒から数十秒かかります。
java tools/Build.java test
ターミナルに、EngineerServiceTestとEngineerControllerTestの6件のテストが成功した結果が表示された画面
最後の行に「[Build] すべてのテストが成功しました。」と出れば合格です。その上の行で、6 tests successfulと0 tests failedを確かめます。
  1. 5続けて次のコマンドでアプリを起動し、ブラウザでhttp://localhost:8080/を開きます。
java tools/Build.java run
スキルシートアプリの技術者一覧。12名の氏名、所属、経験年数、参画可能日、主なスキルが表で表示されている
見出しの下に「12名」と出て、12名の技術者が表に並べば合格です。
  1. 6確かめたら、ターミナルでCtrl+Cを押してアプリを止めます。
確認チェック
  • ターミナルに「すべてのテストが成功しました」と表示された
  • ブラウザに技術者一覧が表示され、見出しの下に「12名」と出た
  • Ctrl+Cでアプリを止めた

最終確認

STEP 6

開催前日までにそろえる5項目

  • □java -versionとjavac -versionで21の版が表示される(Step 1)
  • □VS CodeにExtension Pack for Javaが入っている(Step 2)
  • □VS Codeのチャットで、Copilotが返事をする(Step 3)
  • □デスクトップに1117_handsonフォルダがある(Step 4)
  • □skillsheetでテストが6件とも成功し、技術者一覧が表示される(Step 5)

よくある質問

「javac が見つかりません」と表示されます

JDKではなくJREが入っているか、JDKを入れたあとにターミナルを開き直していない状態です。Step 1でJDKを入れ直してから、VS Codeを閉じて開き直し、もう一度実行してください。

java -versionの表示が21ではありません

以前に入れた別の版のJavaが先に見つかっています。17以上の版であれば演習は動くので、そのまま進めて構いません。社内でMicrosoft Build of OpenJDKのような別のJDKが決まっている場合も、17以上であれば同じです。17より古い版が表示される場合は、Step 1のJDK 21を入れてから、PCを再起動してください。

テストの途中で「8080番ポートを別のアプリが使っています」と出ます

runで起動したアプリが動いたままです。起動したターミナルでCtrl+Cを押して止めてから、もう一度実行してください。

VS Codeの右下に、Javaのプロジェクトについての通知が出ます

Java拡張パックがフォルダを読み込んでいる間の通知です。演習はターミナルのコマンドで動かすので、閉じて構いません。MavenやGradleの設定を求められても、設定は要りません。

VS Codeのメニューが英語で表示されています

英語の表示のままで受講できます。このガイドとハンズオンガイドは、メニューの名前を英語の表示で書き、日本語の表示が違う所だけ併記しています。日本語の表示にしたい場合は、拡張機能のビューでJapanese Language Pack for Visual Studio Codeを入れて、VS Codeを開き直してください。

会社のPCで、ZIPのダウンロードやインストールができません

社内の申請が必要な場合があります。研修の担当の方を通じて講師にお知らせください。演習フォルダは、メールやファイル共有で別にお渡しすることもできます。