株式会社ウエルストーン様向け

GitHub CopilotによるAI駆動開発研修開発メンバー向け

Javaの小さなWebアプリを題材に、GitHub Copilotへ実装とテストとレビューを頼む手順を、各自のPCで通します。Issueのファイルから機能を足す進め方と、仕様書を3つ書いてから作る進め方を、同じアプリで試します。

2026年11月17日(火) 全[240min] 開発メンバー向け オンライン
Givery, Inc.
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本日つくるもの

技術者のスキルと参画可能日を管理する「スキルシート」アプリに、Copilotを使って機能を足します。アプリは各自のPCで動き、ブラウザで確かめます。

案件「在庫管理システムの画面改修」の必要スキルと、条件を満たす候補4名の表が表示された画面
Session05で作る「案件ごとの候補」の画面です。案件の必要スキルをすべて満たす技術者が表に並び、枠で囲んだ所に候補の人数と必要人数が出ます。
01

1行の依頼から作るアプリ

Session03で、日報や備品の貸出のような小さなアプリを、Copilotへの1行の依頼から作ります。そのあと、仕様のメモを渡して直す進め方と比べます。

02

Issueから足す機能

Session04で、スキル名の検索や入力チェックのIssueを1つ選びます。受入基準を選んでからCopilotに実装とテストを頼み、レビューの結果を見てマージしてよいかを判断します。

03

仕様書から作る画面

Session05で、案件ごとの候補を出す機能を、要件と設計とタスクの3つの仕様書から作ります。途中で仕様を変え、仕様書とコードがそろって変わるかを確かめます。

04

持ち帰る指示とプロンプト

演習で使ったCopilotへの指示、プロンプト9本、Issueのテンプレート、役割を分けたエージェント3本は、そのまま自社のリポジトリに置いて使えます。

02

本日のゴール

Copilotに頼む仕事の大きさを自分で決め、出てきたコードを受入基準とテストで確かめられるようになることが、この研修のゴールです。

持ち帰るもの

受入基準を書いたIssueのファイル、受入基準ごとのJUnitのテスト、AIのレビューの結果とマージの判断、requirements.mdとdesign.mdとtasks.mdの3つの仕様書です。どれも演習フォルダの中に残り、研修のあとも開いて使えます。

場面身に付けること確かめ方
依頼の大きさ1行の依頼と、仕様のメモを渡す依頼の違いを、自分で作ったアプリで比べるブラウザで画面を開き、思った動きになっているかを見る
Issue駆動あいまいなIssueと受入基準のあるIssueで、Copilotの動きがどう変わるかを知る受入基準ごとのテストが成功し、レビューの結果に「満たす」と書かれる
仕様駆動要件と設計とタスクを先に書き、タスクを1つずつ実装させるtasks.mdのチェックが付き、画面に候補が表示される
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当日の流れ

講義のあとに、必ず各自のPCでの演習が続きます。演習はSession03から05までの3つです。

枠中身形式時間
Session01オープニング。本日のゴール、Copilotの起動確認、演習フォルダの確認講義[10min]
Session02生成AIの最新動向とガバナンス。モデルの更新、開発現場の事例、社外秘コードとレビューの決まり講義[45min]
Session03GitHub Copilotとバイブコーディング。コード補完とチャットとエージェントの使い分け、1行の依頼からのアプリ作成演習[60min]
Session04Issue駆動開発。受入基準の書き方、Issueからの実装、JUnitの追加、AIのレビューとマージの判断演習[50min]
Session05Kiro式の仕様駆動開発。requirements.mdとdesign.mdとtasks.mdの作成、タスクごとの実装、仕様の変更演習[65min]
閉会質疑応答講義[10min]
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ツールと役割分担

コードを書くのはGitHub Copilotで、受講者はCopilotに頼む範囲を決めて、結果を画面とテストで確かめます。

つくる

GitHub CopilotのアイコンGitHub Copilot

VS Codeのチャットとコード補完

  • Issueや仕様書を読んで、コードとテストを書く
  • テストを実行し、失敗したら直す
  • 変更をレビューし、結果をファイルに書く
動かす

Spring BootのアイコンSpring Boot と H2

演習フォルダに同梱。インストールは不要

  • アプリを各自のPCで起動する
  • データはアプリを止めると消える
確かめる

VS CodeのアイコンVS Code

エディターとターミナル

  • Copilotが変えた箇所を見比べる
  • ターミナルでテストを実行する
頼む範囲を決める→ Copilotが実装する→ テストと画面で確かめる→ 残すか戻すかを決める

当日選ぶモデル

チャットの既定のモデルのまま

選べるモデルは、Copilotの契約と貴社の組織の設定で変わります。演習の手順は、既定のモデルで通る量にしてあります。

05

事前セットアップ

研修の前日までに、次の5つを済ませてください。手順は事前セットアップガイドにあります。

  1. JDK 21をインストールする
  2. VS CodeとJava拡張パックをインストールする
  3. VS CodeでGitHubにサインインし、Copilotが使えることを確かめる
  4. 演習フォルダのZIPを展開する
  5. skillsheetフォルダを開き、テストを実行して6件の成功を確かめる
GitHubのリポジトリは使いません

演習はすべて、展開した演習フォルダの中で行います。リポジトリの作成とクローンは要りません。Copilotを使うために、Copilot有償版のライセンスが割り当てられたGitHubアカウントでVS Codeにサインインします。

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ハンズオンの進め方

演習の手順はハンズオンガイドにあります。講師が画面を共有して進めるので、受講者は同じ手順を自分のPCで行います。

演習VS Codeで開くフォルダ使うもの
Session03skillsheet、そのあとvibeコード補完、チャット、vibe/README.mdの依頼の候補、vibe/spec.md
Session04skillsheetissues/のIssue、/issue-implementなどのプロンプト4本
Session05skillsheetspecs/matching/request.md、/spec-requirementsなどのプロンプト5本
手が止まったとき

Zoomのチャットに、Sessionの番号とSTEPの番号、画面に出ている文言を書いてください。生成が進まないときは、講師が完成例のフォルダを個別にお渡しします。次の演習は別のIssueや機能から始めるので、前の演習が途中でも参加できます。

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配布物

演習フォルダは1つのZIPです。お使いのPCに合わせて、どちらか一方をダウンロードしてください。

ボタンで保存できないとき

会社のブラウザの設定によっては、ボタンで保存できないことがあります。その場合は、分けた2つのファイルを保存してから、コマンドで1つにつなぐ手順に切り替えてください。

Windowsの方はpart1とpart2を同じフォルダに保存し、そのフォルダで開いたコマンドプロンプトで次を実行します。

copy /b 1117_handson.zip.part1+1117_handson.zip.part2 1117_handson.zip

Macの方はpart1とpart2を同じフォルダに保存し、そのフォルダのターミナルで次を実行します。

cat 1117_handson_Mac.zip.part1 1117_handson_Mac.zip.part2 > 1117_handson_Mac.zip

どちらも難しい場合は、研修の担当の方を通じて講師にお知らせください。ZIPを別の方法でお渡しします。

展開する場所

ZIPはデスクトップかドキュメントの下に展開してください。展開したあと、フォルダの中の構成は変えずに使います。skillsheetとvibeは、1つ上の階層にあるlibフォルダのjarを使って動くためです。

フォルダ中身
skillsheetスキルシートアプリ、Issue4件、機能の依頼文、Copilotへの指示、プロンプト9本、エージェント3本
vibeSession03でアプリを作るための空のフォルダ。設定ファイルと依頼の候補だけが入っている
libSpring Boot 4.1.2、H2、JUnit 6などのjar98本。Mavenの代わりに使う
README.mdフォルダの構成と、起動とテストのコマンド
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研修のあとに

skillsheet/.githubフォルダの中身は、貴社のリポジトリの.githubフォルダにそのまま置いて使えます。

ファイルリポジトリに置いたときの働き直すところ
copilot-instructions.mdCopilotが毎回読むきまりビルドのコマンド、使うライブラリ、パッケージの構成
ISSUE_TEMPLATE/feature.mdGitHubでIssueを作るときのテンプレート確かめ方の欄のコマンド
pull_request_template.mdPRの説明文の型なし
prompts/*.prompt.mdチャットで「/」に続けて呼び出すプロンプトテストのコマンドと、既存のテストクラスの名前
agents/*.agent.md仕様担当、実装担当、レビュー担当に分けたエージェントなし

リポジトリでは、GitHub上のIssueからCopilotに実装を頼み、PRのレビューをCopilotに頼む流れも使えます。研修では講師が実演し、受講者は各自のPCで同じ判断の手順を通します。

09

FAQ

社内のネットワークの制限で、Mavenが使えないかもしれません

演習ではMavenを使いません。Spring Bootなどのjarは演習フォルダのlibに入っていて、java tools/Build.java runのコマンドだけで起動とテストができます。Copilotはインターネット経由でGitHubにつながる必要があるので、VS CodeからGitHubにサインインできるかを事前に確かめてください。

GitHubのリポジトリを作る必要はありますか

ありません。演習はすべて、展開した演習フォルダの中で行います。GitHubのアカウントは、Copilotを使うためのサインインにだけ使います。

Copilotの無料版でも受講できますか

有償版のライセンスをご用意ください。無料版はチャットとコード補完の回数に上限があり、演習の途中で使えなくなるおそれがあります。ライセンスが割り当てられているかは、事前セットアップガイドのSTEP 3で確かめられます。

「javac が見つかりません」と表示されます

JREだけが入っていて、JDKが入っていない状態です。事前セットアップガイドのSTEP 1でJDK 21をインストールし、VS Codeを開き直してから、もう一度コマンドを実行してください。

「8080番ポートを別のアプリが使っています」と表示されます

前に起動したアプリが動いたままです。起動したターミナルを開いてCtrl+Cを押し、アプリを止めてから、もう一度起動してください。ターミナルが見つからないときは、VS Codeを閉じて開き直すと止まります。

Copilotがmvnやgradleのコマンドを実行しようとします

コマンドの実行を許可する前に、チャットで「tools/Build.javaを使ってください」と送ってください。演習フォルダの.github/copilot-instructions.mdにも同じきまりを書いてありますが、モデルによっては読み落とすことがあります。

テストは成功したのに、画面でエラーが出ます

テストが、画面での操作と同じ流れを確かめていない状態です。エラーの画面に出た文言と、起動したターミナルに出たエラーをCopilotに渡して直してもらい、その流れを確かめるテストも足してもらってください。Session03ではこの状態が実際に起きた例を紹介します。

業務で書いている社外秘のコードを、Copilotに入力してよいですか

貴社の利用ルールに従ってください。GitHubは、Copilot BusinessとCopilot Enterpriseで入力したコードとプロンプトを、モデルの学習に使わないとしています。個人向けのFree、Pro、Pro+は、2026年4月24日から、利用者が止めない限り学習に使う方針に変わりました(Help Net Security、2026年3月26日)。研修では、会社から割り当てられたアカウントを使ってください。ルールの作り方と、レビューを必ず人が行う範囲の決め方は、Session02で扱います。

演習の途中で、元の状態に戻したくなりました

直前の変更だけを戻すときは、チャットで変更を元に戻す操作を使ってください。演習の最初から始め直すときは、ZIPを別のフォルダに展開し直して、そちらを開きます。